ホトトギスのこれまで - 自家栽培米粉と平飼い地鶏の農園菓子工房ホトトギスオンライン

自家栽培の米粉と平飼いの地鶏卵を使ったグルテンフリー焼き菓子専門店

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2016-02-17

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ホトトギスのこれまで

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2008年パン屋建設工事の様子

ご挨拶

2013年になりました。

ホトトギスでは今年からパンを作るのを辞めました。小麦に関わることを一切辞めました。

体のことなんですが、グルテン不耐症(セリアック病)といいます。これからは今までやってきた自給的スタイルで「グルテンフリー」の食べ物を作っていこうと考えています。自分たちが本当に食べたいもの、田んぼから畑から採れる食材を活かして、おいしいもの楽しいもの、いっぱい作ります。

一昨年から飼い始めたおかやま地鶏、田んぼのお米や大豆、季節の野菜、ブルーベリーなどの自家生産の農産物だけでなく、あちこちで知り合えた仲間たちのものを使って限定メニューやコラボ製品作ったり。大変だろうけどそれがまた楽しみで...

ただ今まで多くの方にパンを食べていただいたことは本当に感謝しています。おいしくて感動した!と言われたこと、絶対忘れません。パン屋を始めて本当に良かったと心の底からそう思っています。

倉敷路地市庭、ロジカフェ、京橋朝市、他イベントの出店はバシバシ続けていきます。またお会いしましょう!
ホトトギス 吉原修蔵

ホトトギスのこれまで

2008年2月に夫婦2人で始めたパン屋ホトトギス。
御津の厨房横店舗での販売、自然食品店コタンへの卸販売、京橋朝市などのイベント出店を中心に営業しながら、家のまわりの田んぼや畑で米野菜を無農薬栽培。小麦を石臼で粉にしたり、自家栽培の小豆を使ったり、野菜たっぷりのカレーパンを作ったり、自家採取のハチミツを使ったり、自給的パン屋の形ができあがってくる。

2年目の2009年の夏頃からパン製造をメインでやっていた妻・サラの体調が悪くなり、秋には小麦が原因のアレルギーということが発覚する。10月頃まで夫・修蔵がパン屋作業を続けるが、急性肝炎になり一時休業。

2010年の春にパン屋再開を決断。週1日のみの営業で夏まで続けるが、売場や片付けの手伝いをしていたサラの体調が再度悪くなり、それまでの形での営業は断念する。同じ頃、隣集落の川原夫妻との共同経営の可能性が持ち上がり、パン作業を手伝ってもらう形で続ける方法を検討し、パン屋と農業の両方を含めた農業法人の設立を目指すことに決定する。

2010年9月から「自給的パン屋ホトトギス」というフレーズで新しいパン屋営業を開始する。
パンの種類は減ったものの、ベーグル、あんぱん、田舎パンという人気のパン3種類を中心に週1回の営業を続ける。

2010年冬には、隣町の建部でパン屋独立開店を望んでいた坂本夫妻が、当面の間なら、という条件で加わることに決定。パン製造主任として加わることに。

2011年にホトトギス株式会社を設立。
これからも準備をしながら今までどおりの限定営業を続ける。米、小麦、小豆などの生産に加え地鶏の飼育も始める。

2011年4月、本格営業開始。市内各地で移動販売をスタート。イベント販売も拡大する。
夏にはパン用小麦ミナミノカオリ収穫。石臼製粉機を導入し、全粒粉としての使用が始まるが、製造主任の坂本が自分の店を出すために退職、冬には川原が代表退任と人の入れ替わりが相次ぐ。

2012年6月 小麦ふすまの犬用ビスケットと放し飼い卵のブラウニーで6次産業化認定事業者になる。
2012年夏時点で、米80a、小麦30a、小豆大豆35a、ブルーベリー4a、各種野菜など20a栽培。鶏卵、地鶏肉も100羽程度生産。
2012年冬 小麦のアレルギー問題に終止符を打つために、小麦を使ったパン製造事業から完全に撤退することを決断。本当にやりたいことは何かを見直すきっかけに。

2013年1月〜 地鶏を使ったおそうざいやテンペの製造なども検討するが、試作を重ねた結果、米粉を使った砂糖不使用の焼き菓子に可能性を見いだし、新規需要米としての作付や新たな6次産業化計画などを視野にいれて再出発。

ホトトギスのこれまでー開店前

2005年
夫婦で現在の御津住所に移住。畑を耕したり古民家を直しながら将来を考える。
ヤギを飼ったり、全て手作業で初めての稲作りをしたり、いろんなことにチャレンジ。
秋頃から近所の人に勧められて市の加工施設でパン焼きを開始。同時期に手作りの土窯を完成させ、いろいろなパンを焼き始める。
2006年2007.06
自宅横に夫婦でパン屋を始めることを決断。これから先のことについて毎晩のように話し合う。
2007.07
ログハウスのキットを使って自力で店を建てることに決める。
外でホトトギスが鳴いていたので店の名前を「パン屋ホトトギス」にする。
2007.09ー12
ログハウス工事を進める。

ホトトギスのこれまで - 開店初年度

2008.02
雪の中の京橋朝市出店で営業開始。週1日営業とコタンへの卸販売が始まる。
2008.03
パン焼き作業の合間に畑仕事や売場工事を進める。
2008.05
売場がなんとか使える状態になり、木金土の週3日営業を開始。パン作業が増えると同時にミツバチ、田んぼ、畑の作業なども忙しくなり、売場の工事も続けて大忙しに。
2008.06
山陽放送のテレビ取材があり、田植え、草刈などにも追われ大大大忙しに。子猫の「やま」を拾う。
2008.07
田んぼの草取りに励む。初めて自家栽培のエゴマで油をしぼる。
2008.08
小豆栽培に挑戦するも発芽不良。
2008.09
古代米でおはぎを作り「古代米祭り」を開催。
2008.10
野菜用のビニールハウスを建設。
有機農業ボランティアの「ウーフ」の受け入れを開始。
2008.11
パン用小麦「ミナミノカオリ」で1反ほどの有機無農薬栽培を始める。

ホトトギスのこれまで - 2年目 一時休業

2009.01
週3日のパン屋営業と自然食品店コタンへの配達を続ける。
この頃から少量ながらハウス野菜をコタンに出荷開始。
2009.05
くんぺるでの移動販売を開始。
2009.06
小麦の収穫。かなり草に負けたがそれでも150kgほど。
2009.08
体調不良もあり、数週間の夏期休業。
ロゴを作ったり、石臼製粉機を準備したり、今後の発展に向け準備する。
2009.09
デッキ工事、新しいメニューの開発など進んでいたところに...
妻サラの小麦アレルギー(セリアック病といいます)が発覚、厨房作業が一人に。
2009.10
倉敷朝市直前に夫修蔵が高熱で倒れ、後に急性肝炎とわかり、この時から長期休業に入る。

ホトトギスのこれまで - 3年目 再開、2度目の休業

2010.03
パン屋再開。
2010.04
朝市出店再開、宅配便のパンなど少しずつ増やしていく。
2010.07
サラが再度体調を崩し、補助的な作業も無理だとわかり、2度目の休業。
この頃、川原夫妻との共同事業案が持ち上がる。
2010.09
ベーグルなどにしぼって川原夫妻との共同作業でパン屋を再開。年明けに法人化してパン作業は専門の坂本さんに任せることに決定する。
2010.10
極端にイノシシ被害が多く田んぼ畑などほぼ全滅。
おかやま地鶏のヒヨコが25羽やってくる。
2010.11
新しく借りた農地にパン用小麦ミナミノカオリ播種。

ホトトギスのこれまで - 4年目 新たなスタート

2011.01
新メンバーとホトトギス株式会社を設立。今後の展開に向けて再スタートを切る。
パン焼き再開。移動販売も開始。
2011.03
パン職人の坂本が製造作業を開始。
ホトトギスのニワトリが初めての卵を産む。
2011.04
店舗販売、移動販売共に本格営業開始。
2011.06
パン用小麦ミナミノカオリ収穫。石臼製粉機を導入し、夏以降は全粒粉のパンなどに利用する。
2011.08
パン製造主任の坂本が独立の夢を実現させるために退職(現在は建部町でパン屋Nicoを営業中)
2011年冬
事業の見通しが悪いのと健康上の問題のために代表の川原が退任。新たにパートのスタッフを雇い継続する。

ホトトギスのこれまで - 5年目 6次産業化に参入、パン製造から撤退

2012.06
小麦ふすまの犬用ビスケットと放し飼い卵のブラウニーで6次産業化認定事業者になる。
2012.12
小麦のアレルギー問題に終止符を打つために、小麦を使ったパン製造事業から完全に撤退することを決断。本当にやりたいことは何かを見直すきっかけに。

ホトトギスのこれまで - 6年目 グルテンフリー専門店の立ち上げ

2013.01
地鶏を使ったおそうざいやテンペの製造なども検討するが、試作を重ねた結果、米粉を使った砂糖不使用の焼き菓子に可能性を見いだし、新規需要米としての作付や新たな6次産業化計画などを視野にいれて再出発。

ホトトギスのこれまで - 7年目 地鶏養鶏を本格的に開始、ブラウニーの製造に特化

2014.02
卵肉兼用の地鶏養鶏に取り組むべく、野菜作りの労働力や家の管理もかねるために海外からのボランディアホームステイのホストを始める。世界各国から常に2,3人がいる状態が夏まで続く。
2014.05
昨年秋に孵った鶏70羽に加え、さらに120羽の雛を導入。本格的な養鶏の第一歩となる。
2014.10
黒大豆を使った米粉と平飼い卵のブラウニーが6次化認定製品となる。米、卵、豆の生産、ブラウニーの製造体制を整えるべく焦点をしぼる。

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